Run / Old School Freight Train
アコースティックと言えば、
最近買ったOLD SCHOOL FREIGHT TRAINというグループのCDもなかなか面白い。
デイヴ・マシューズ・バンドなんかを生んだ
ヴァージニア州シャーロットヴィルをベースに活動しているようで、
・ヴォーカル、アコースティック・ギター&パーカッション
・ウッド・ベース
・フィドル
・マンドリン
・バンジョー
をそれぞれ担当する5人編成。
カントリーはニガテなんでよく知らなかったんだけど、
どうやらこれはブルーグラスによくある編成なのかな。
実際、彼らもブルーグラスに影響を受けつつ、
それと同じくらいジャズやロック〜ポップスからの影響もあるみたい。
あとは、ラテンからの影響も時々顔を出す。
カントリー嫌いな僕でも普通に楽しめるぐらい洗練されているし、
インストの曲もありつつ、ヴォーカル入りの曲はちゃんとポップスになってるのがいい。
で、このグループの最大の魅力は、
弦楽器が放つ空気の振動をダイレクトに楽しめるところだと思う。
ソロもアンサンブルもなかなか巧みで、
個人的にはフィドルとマンドリンの響きにハマっている。
アルバムのベスト・トラックは、ラストに入っている「Dance」という曲。
これはラウル・ミドンのギターに乗ってジョン・メイヤーが歌っているような感じ。
あと、ギターがクラヴィネットのリフを、
そしてフィドルがホーンのフレーズを弾く、
スティーヴィー・ワンダー「Superstition」のカバーもあるけど、これはそこそこの出来。
機会があれば、ぜひライブを観てみたいけど、
それにはアメリカまで行かないと無理だろうな。