LEE RYAN @ 渋谷AX

cafela2005-10-27

いつ仕事がなくなるかわからない身なんだから、
自分の置かれた立場は精一杯利用したい。
というわけで、コンベンションやショーケース・ライブの類はよく行っている方だと思う。


本当は先週末にTRISTAN PRETTYMAN
今週月曜日にはRAUL MIDONを観に行く予定だったんだけど、
急遽、実家帰りを敢行したために観られず仕舞い。
でも、今日行われたリー・ライアンのショーケース・ライブは、
仕事を後回しにして行ってきた。


BLUEは、1stアルバムが出た時に速攻で輸入盤を買ったぐらいに好きなグループ。
歌も上手いし、曲も良い。
特にデビュー曲の「All Rise」から、「Too Close」(Nextのカバー)、
「If You Come Back」という3枚のシングルには相当ハマったもんだった。


すぐに聞き分けられるぐらい、それぞれ個性的な声を持っているブルーの4人だけど、
なかでもアタマ一つ抜けているのが、今回いち早くソロデビューしたリー・ライアン。
個人的によく伸びるハイテナーが好きだってこともあるけど、
ブルーでも、彼のハイトーンが響くだけでグッとよく聞こえる気がする。


しかしながら、ついてるファンはやはりアイドル・ファンなわけで・・・
1階のフロアは若い女の子でいっぱい。ペンライトを持っている子も多い。
ファンからの質問コーナーで出てくるのは、
「こりゃ、答える方もつまんないだろうなあ」という幼稚な質問ばっか。
まあ、そんなもんだよね。


ライブで披露されたのは全部で7曲。
最初の2曲はカラオケだったけど、正直、これは必要なかったかも。
3曲目からは、アコースティック・ギターをバックに歌う形になり、
ここから彼の歌も俄然良くなってきた。


若いせいか、若干手抜きなのか、完璧なパフォーマンスとは思わなかったけど、
ギター1本のみというシンプルな構成ゆえに、
ヴォーカリストとしてのポテンシャルは十分過ぎるほど伝わってくる。


セットリストは、

1, Turn Your Car Around
2, When I think Of You
3, In The Morning
4, If You Come Back
5, Jump
6, How Do I ?
7, Army Of Lovers


ハッキリ言って、シンガーとして考えた場合、
バックストリート・ボーイズやイン・シンクのメンバーは、誰1人として彼に勝てない。
<第2のロビー・ウィリアムス>という声もあるみたいだけど、
曲にさえ恵まれれば、十分に可能性はあると思う。
だからこそ、アイドルとしてしか扱われていない今の状況は非常にモッタイナイよね。


追記:ちなみに、ステージ上にはソファーやなんかがあって、
   リーが歌う後ろで、日本人の女の子が何人か揺れてた。
   そう言えば、この間のベイビーフェイスのスペシャル・ライブでも、
   似たようなことやってたんだけど、なんか恥ずかしいから止めて欲しい・・・。