The Pussycat Dolls

cafela2005-10-26

来日中のプシーキャット・ドールズが渋谷のクラブでシークレット・ライブをやる、
そんな情報を入手したので、仕事をほっぽりだして行ってきた。


会場はO-EASTの隣にあるVUENOSってクラブ。入るのは確か2度目かな。
22時スタートってことだったけど、まあ時間通りに始まるわけはなく、
HIP HOP系DJのプレイに軽く揺れながら、PCDの登場を待つ。
正直、フロアは隙間が多く、踊っている人もあまりいない。
でも、「おお、なんか知ってる曲ばっかだ。俺って結構HIP HOP好きなのかも?」
なんて勘違いしながら時間を過ごすのは悪くない。


やがて、22時30分を回った辺りで、一旦DJプレイがストップし、
MCがステージに目を向けさせる。
誰しもが(おそらくレコード会社の人でさえ)、PCDが出てくるんだ!と思った瞬間、
ステージに飛び出てきたのは、日本人のラッパー3人!


「はあ?なんじゃコイツら」とフロア(一部を除く)が凍り付く中、
この上なくサブいパフォーマンスが始まる。
明らかに洋楽HIP HOPに影響を受けた奴らだが、ハッキリ言って酷い。
僕が日本語のHIP HOP嫌いだということを差し置いても、まったくお話にならない。
ヤツらはブーイングが出なかったことに感謝すべきだと思うな。
それなりに気分良かったのに全部台無し。もう萎え萎えもいいところだ。


そんなサイアクの状態の中、ようやくPCDがステージに登場する。
とりあえず気を取り直そうと思うんだけど、なかなか上手くいかない。
まあ、初々しいステージの6人を見ているうちになんとか持ち直したけど。


ライブは全部で3曲。
個人的にメチャメチャ気に入っているバラード「Stickwithu」が1曲目で驚いた。
あと、「Don't Cha」は、後半に4つ打ちバージョンになっていて、これが良かったな。
本人たちが様子見状態(若干引き気味?)だったのと、
例のごとく業界人が多かったのもあって、イマイチ盛り上がらなかったんだけど、
ダンスも歌もなかなか良かったと思う。
"カワイイ"とか"ヤバイ"なんて覚えたての日本語を連発するのも微笑ましかったし。


まあ、眩しいお姉ちゃん6人がステージで歌い踊るってだけで楽しくならないわけないか。
特にリード・ヴォーカルのニコール姉さんはステキでした。


アルバムもバラエティ豊かで完成度が高いけど、
やっぱりあのセクシーさ&ゴージャスさはステージでこそ発揮されるもんだね。
今度は、変な前座なしでフルセットのライブを頼みますよ。