7月28日付 脳内チャート 1位〜10位

cafela2005-07-29

世間はフジロックみたいですね。残念ながら僕は仕事。
いえ、嘘です。時間はあるのにお金がなくて行けません。
まあ、借金してまで観たいアーティストもいないですしね!
・・・なんて強がりつつも軽く泣きたい気分です。


1, Why / DJ SAMMY


 やっぱ、この人上手いわ。
 ブライアン・アダムスのトランス・カバー「Heaven」には、
 相当ガッツリとヤラれたもんだけど、今回も素晴らしい出来映え。
 アニー・レノックスの浮遊感漂うバラードが、
 青空の似合う爽快なポップ・トランスになっています。
 この曲を完璧なダンス・チューンに仕立てる手腕はさすがサミー様。
 選曲といい、アレンジといい、誰でも出来そうでなかなか出来ないことだと思う。


2, Sugar Daddy / CUBAN LINK feat. MYA


 ここ数ヶ月、ハマリまくっているのがこれ。
 マイアちゃんをフィーチャーしたキューバン・リンクの新曲。
 トラック良し、ラップ良し、歌良しの良くできたミディアム・チューン。
 音は持ってるのに、渋谷のマンハッタンで12inchも買っちゃったよ。
 ただ、ピアノ・メインのトラックはどちらかというと冬のイメージかも。


3, Sunset Boulevard / Scott Grimes


 全米アダルト・コンテンポラリー・チャートでTOP20入りした曲。
 『ER』なんかに出ている子役上がりの俳優らしいけど、
 アルバムを聴く限り、シンガーソングライターとしての実力もかなりのもの。
 よく伸びるハイトーン・ヴォーカルが最高に気持ちイイね。
 王道のポップ・ロックだけど、ヘンなピアノの和音で終わるのが面白い。


4, New York City Girl / JOHN WAITE


 ドン・ヘンリーにも通ずる魅力があるバラード。これは本当に良い曲だ!
 80年代の大ヒット「Missing You」ぐらいしか知らなかったけど、
 この曲があまりにも気に入ったので、最新アルバムの『Hard Way』を買ってみた。
 アルバムも大人向けのロック(≠AOR)といった雰囲気で安心して楽しめる。
 特にバラードの枯れた味わいは素晴らしいですな。冬の朝に聴きたい感じ。
 ただし、「Missing You」のアコースティック・バージョンはオリジナルに遠く及ばず。


5, Summer Nights / Lil' Rob


 2005年脳内サマーアンセムに認定!
 ハゲ+ヒゲという、いかにもチカーノ・ルックなラッパーの新曲。
 伸びのないダミ声、しかも線の細いラップはあまり好みではないけど、
 とにかくメロウなサウンドは魅力的で、
 去年のアルバム『Neighborhood Music』はよく聴いていた。
 この曲は全米規模のヒットになっているので、ひょっとするとBABY BASHに続く存在になるかも。


6, Ooh That Azz / S5


 J-RECORDSからデビューする?新人男性ヴォーカル・グループのデビューシングル。
 UNDERDOGSが手がけたバラードで、ハイトーンでシャウトするリード・ヴォーカルが最高!
 イマイチ突き抜けない男性ヴォーカル・グループが多い中、この実力派ぶりは非常に楽しみ。
 なんかLIL' Gがいた頃のSILKを思い出したり。アルバム出してくれ!


7, Waiting(Save Your Life) / Omnisoul


 メジャー契約したばかりの5人組による、
 ツボを押さえた完璧なメロディのポップ・ロック。
 ライフハウス、マッチボックス20辺りに近いロック・バンドで、
 ヴォーカルはボーイズ・グループにいてもおかしくないような(誉め言葉です)実にイイ声。
 とにかくアルバムが楽しみだわ。


8, Utopia(Where I Want To Be) / Stereo Star featuring Mia J


 ギターっぽい音色のリフを使った女性ヴォーカルのハウス、いやダンス・ポップ。
 キャッチーなメロディがメチャメチャ良くて、
 このところずっとMy iPodのリストで上位をキープしている。
 シンセ・ソロとかも入っていて、ベタなんだけどこの魅力には抵抗できない。
 なんか単純に元気でます。


9, Don't Save Us From the Flames / M83


 フランスのエレクトロ〜ロック・ユニット、M83の最新作から。
 前作同様、アルバムを通して聴くとちょっとアタマが痛くなる。
 でも、こういう凄い曲が入っているから買うのをヤメられない。
 イントロのフィルインから一気に持っていかれて、
 切なさ&キラキラ感と共に駆け抜ける4分11秒。
 ピアノで奏でられるラストの和音にグッときます。


10, So Many Times / Gadjo feat. Alexandra Prince


 これも2005年の脳内サマーアンセムに決定!
 UKでちょこっとヒットしたラテン・テイストのハウス。
 <ラテン・ハウス>じゃなく、<ラテン・テイストのハウス>というのがポイントかな。
 キャッチーだけど下世話過ぎずお洒落過ぎず、このさじ加減が好き。