7月28日付 脳内チャート 1位〜10位
世間はフジロックみたいですね。残念ながら僕は仕事。
いえ、嘘です。時間はあるのにお金がなくて行けません。
まあ、借金してまで観たいアーティストもいないですしね!
・・・なんて強がりつつも軽く泣きたい気分です。
1, Why / DJ SAMMY
やっぱ、この人上手いわ。
ブライアン・アダムスのトランス・カバー「Heaven」には、
相当ガッツリとヤラれたもんだけど、今回も素晴らしい出来映え。
アニー・レノックスの浮遊感漂うバラードが、
青空の似合う爽快なポップ・トランスになっています。
この曲を完璧なダンス・チューンに仕立てる手腕はさすがサミー様。
選曲といい、アレンジといい、誰でも出来そうでなかなか出来ないことだと思う。
2, Sugar Daddy / CUBAN LINK feat. MYA
ここ数ヶ月、ハマリまくっているのがこれ。
マイアちゃんをフィーチャーしたキューバン・リンクの新曲。
トラック良し、ラップ良し、歌良しの良くできたミディアム・チューン。
音は持ってるのに、渋谷のマンハッタンで12inchも買っちゃったよ。
ただ、ピアノ・メインのトラックはどちらかというと冬のイメージかも。
3, Sunset Boulevard / Scott Grimes
全米アダルト・コンテンポラリー・チャートでTOP20入りした曲。
『ER』なんかに出ている子役上がりの俳優らしいけど、
アルバムを聴く限り、シンガーソングライターとしての実力もかなりのもの。
よく伸びるハイトーン・ヴォーカルが最高に気持ちイイね。
王道のポップ・ロックだけど、ヘンなピアノの和音で終わるのが面白い。
4, New York City Girl / JOHN WAITE
ドン・ヘンリーにも通ずる魅力があるバラード。これは本当に良い曲だ!
80年代の大ヒット「Missing You」ぐらいしか知らなかったけど、
この曲があまりにも気に入ったので、最新アルバムの『Hard Way』を買ってみた。
アルバムも大人向けのロック(≠AOR)といった雰囲気で安心して楽しめる。
特にバラードの枯れた味わいは素晴らしいですな。冬の朝に聴きたい感じ。
ただし、「Missing You」のアコースティック・バージョンはオリジナルに遠く及ばず。
5, Summer Nights / Lil' Rob
2005年脳内サマーアンセムに認定!
ハゲ+ヒゲという、いかにもチカーノ・ルックなラッパーの新曲。
伸びのないダミ声、しかも線の細いラップはあまり好みではないけど、
とにかくメロウなサウンドは魅力的で、
去年のアルバム『Neighborhood Music』はよく聴いていた。
この曲は全米規模のヒットになっているので、ひょっとするとBABY BASHに続く存在になるかも。
6, Ooh That Azz / S5
J-RECORDSからデビューする?新人男性ヴォーカル・グループのデビューシングル。
UNDERDOGSが手がけたバラードで、ハイトーンでシャウトするリード・ヴォーカルが最高!
イマイチ突き抜けない男性ヴォーカル・グループが多い中、この実力派ぶりは非常に楽しみ。
なんかLIL' Gがいた頃のSILKを思い出したり。アルバム出してくれ!
7, Waiting(Save Your Life) / Omnisoul
メジャー契約したばかりの5人組による、
ツボを押さえた完璧なメロディのポップ・ロック。
ライフハウス、マッチボックス20辺りに近いロック・バンドで、
ヴォーカルはボーイズ・グループにいてもおかしくないような(誉め言葉です)実にイイ声。
とにかくアルバムが楽しみだわ。
8, Utopia(Where I Want To Be) / Stereo Star featuring Mia J
ギターっぽい音色のリフを使った女性ヴォーカルのハウス、いやダンス・ポップ。
キャッチーなメロディがメチャメチャ良くて、
このところずっとMy iPodのリストで上位をキープしている。
シンセ・ソロとかも入っていて、ベタなんだけどこの魅力には抵抗できない。
なんか単純に元気でます。
9, Don't Save Us From the Flames / M83
フランスのエレクトロ〜ロック・ユニット、M83の最新作から。
前作同様、アルバムを通して聴くとちょっとアタマが痛くなる。
でも、こういう凄い曲が入っているから買うのをヤメられない。
イントロのフィルインから一気に持っていかれて、
切なさ&キラキラ感と共に駆け抜ける4分11秒。
ピアノで奏でられるラストの和音にグッときます。
10, So Many Times / Gadjo feat. Alexandra Prince
これも2005年の脳内サマーアンセムに決定!
UKでちょこっとヒットしたラテン・テイストのハウス。
<ラテン・ハウス>じゃなく、<ラテン・テイストのハウス>というのがポイントかな。
キャッチーだけど下世話過ぎずお洒落過ぎず、このさじ加減が好き。