これまでで一番たくさんCDを買った年だったかも・・・その4

cafela2004-12-31

2004 脳内 BEST ALBUMS TOP20


 なんだかんだ言って、いいアルバムがいっぱい出た年だったと思う。
 実は40枚とか50枚ぐらい選ぶと、半分はR&B、HIP HOP。
 でも、20枚だとこんな感じになっちゃいます。


1, DEEPEST BLUE『Late September』


 今年最も聴いた1枚。こういう音楽を探していました。
 ハウスというより、トラヴィス or コールドプレイのエレクトロ版?
 本当に最高の1枚です。曲もサウンドもとことん気持ちいい。
 3枚目、4枚目のシングルがコケたので、今後が心配だけど・・・


2, KANYE WEST『The College Dropout』


 プロデューサーとしての活躍も凄かったけど、このアルバムには本当にブッとんだ。
 最初から最後まで飽きずに聴かせる傑作HIP HOPアルバム。
 ジャケからもわかる通り、ギャングスタでもニュースクールの末裔でもない立ち位置が面白い。


3, SCISSOR SISTERSScissor Sisters


 2004年最大のニューカマー。
 色物っぽく見えるけど、雑多なポップ感覚とソングライティング・センスは他に類を見ない。
 日本でも今更押すみたいだけど、残念ながら今のウニバーサル社にはこれは売れないだろうな。
 とにかく2月のライブが本当に楽しみ。


4, LEWIS TAYLOR『Stoned Part II』


 UKの鬼才ブルーアイドソウル・シンガーが自主レーベルから出した2作目。傑作!
 ヒネたコード進行は相変わらずだけど、メジャー時代の作品より断然キャッチー!


5, TRINA BROUSSARD『Same Girl』


 苦労人がついにリリースしたデビュー盤!
 暖かみのある素晴らしいソウル・アルバムで何十年たっても色褪せないと思う。


6, TEEDRA MOSES『Complex Simplicity』


 声だけでヤラれてしまった2004年の新人賞。
 トラックも非常に良くできてる。日本盤はどうなってんだよ!


7, GEYSTER『I Love 1984


 パリから登場した超キャッチーなディスコ・ハウス・アルバム。
 よく練られた曲とアレンジが素晴らしい。


8, GEORGE MICHAEL『Patience』


 全盛期に比べりゃ、たしかに傑作とは言い難いのかも知れない。
 でも、「Amazing」を筆頭に良いアルバムだと思う。ひんやりとした聴感がいい。


9, EAMON『I Don't Want You Back』


 どうやら「FUCK IT」のみの一発屋になりそうな気配が濃厚なんだけど、
 実はアルバムもメチャメチャいい出来だったんですよ!ナヨ声最高!


10, THE RASMUS『Dead Letters』


 北欧出身らしい美メロの洪水にヤラれた。
 本当に良い曲を書くバンドなのに、なぜ日本では売れないんだ?


11, THE KILLERS『Hot Fuss』


 ラスマスと並んで、ロックではこの新人バンドをよく聴いた。
 特に「Somebody Told Me」がサイコー!日本ではあまり注目されてないけど。


12, THE BLUE NILE『High』


 まさかまさかの新作(8年ぶり!)。1st、2ndの路線に戻っていて涙がちょちょぎれた。


13, SERA『Open On Sunday』


 ゲイリーカッツがプロデュースしたブルーアイド・ソウルな女性SSW。
 JOSS STONEみたくディープになりすぎず、バンドの演奏もタイトでいい感じ。


14, JAIMESON『Think On Your Feet』


 強力にキャッチーなUkガラージ。シングル曲を中心によく出来たアルバム。


15, Rosa Emilia『Baiana da Guanabara』


 唯一のブラジルもの。声良し、曲良しの素晴らしいアルバム。
 確かにジョイスっぽい歌なんだけど、最近のジョイスよりもいいんじゃないの?


16, SNOOP DOGG『R & G(Rhythm & Gangsta):The Masterpiece』


 マスターピースの名に偽りナシ!213もあったけど、やっぱこっちだな。
 トンがった曲もソウルフルな曲も良くて、1st以来、久々にドップリとハマった。
 そのほかのヒップホップでは、Mr.CREEPS、Mr.CAPONE-Eなど、
 引き続き、チカーノ物の新譜を買い漁ってました。


17, BENT『Ariels』


 夜景が似合うUKのチルアウト系ポップ。
 ループ一発!みたいな曲がなくなって、音楽的に相当レベルが上がった。


18, TEARS FOR FEARS『Everybody Loves A Happy Ending』


 期待通りのポップ・アルバムが到着!ビートルズの影響がより濃厚に。
 もっと話題になってしかるべき傑作だと思う。


19, GERALD LEVERT『Do I Speak To The World?』


 2004年の男性R&B、前半はRASAAN PATERSONぐらいだったけど、
 後半にO'ryan、TQ、Samson、Urban Mystic、HI-TOWN、FORTIFIDEなどが出て、
 かなり盛り返したと思う。
 そんな中でムリヤリ1枚を選ぶとすればコレかな。
 この人の声はあまり好きじゃないんだけど、このアルバムは本当に完成度が高い。


20, ALOUD『Aloud』


 同じくフレンチ・ハウスのERNEST SAINT LAURENT『House』と迷ったんだけど、
 結局、アラウドのデビュー盤を選んでみた。
 まあ、ハウスというよりは良くできたポップ・アルバムって感じだけど、
 DEEPEST BLUEと並んで今後が楽しみな男性デュオ。
 暗い曲もあるんだけど、全体の印象はかなり陽性です。


というわけで、2005年もさらにCD、レコードを買いまくりたいと思います!