60年代末のニューヨークと21世紀のロサンゼルス。
急いでいる時ほど、どうでもいいことに気を取られたりするもんです。
今日、出がけにふと目にとまったのが玄関先に山積みにしてあるCDの1枚。
PHANTOM PLANETというロスのバンドが2002年に出したアルバム
『THE GUEST』(画像上)なんだけど、このジャケットなんかに似てる・・・。
そうだ、FIFTH AVENUE BANDのファーストアルバム(69年リリース)だ!
というわけで、並べてみましたがいかがでしょうか?
あれ、思ったより似てないかな?
でも、この2つのグループって音楽的にまったく接点がなさそうだよな、
と思って、記憶があやふやだったファントム・プラネットの方を聴き直してみました。
うーん。オーソドックスなスタイルのギターロック・バンドで
ソウル・ミュージックやジャズの影響こそあまり感じられないものの、
メランコリックなメロディは、
フィフス・アヴェニュー・バンドに通ずると言えなくもないかも??
この『THE GUEST』というアルバムに入っているファントム・プラネットの曲
「California」は当時、ラジオでもよくかかっていた記憶があるけど、
その時はこんなことは思いもしなかった。
まあ、アリガチなジャケットだし、と言っちゃえばそれまでだけど、
意外と関連性があったら面白いなと思ったりもして。
追記:BBSで指摘がありまして、
実はビリー・ジョエルの『An Innocent Man』の裏ジャケの方が、
ファントム・プラネット『THE GUEST』のジャケに似ていることが判明しました。